2005年03月19日
学習者の減少
ドイツ語を学ぶ人が減り続けている。圧倒的な英語支配と中国、韓国語などにおされ、学習者は15年前に比べ半減したともいわれる。今年は「日本におけるドイツ年」で、来年はドイツでワールドカップ・サッカーが開かれる。ドイツ語教育関係者は「若者にドイツ語の魅力を知ってもらうラストチャンス」と、携帯電話による初級ドイツ語の開設など知恵をしぼっている。
(後略)
Source: "ドイツ語離れ食い止めろ W杯契機、学者ら知恵絞る" of "asahi.com"
私も以前書いたことがありますが、やはりドイツ語を学ぶ人は少なくなっているのですね。大学進学者が増えるとともに大学生の学力も低下していると思うので、大学も対策として第二外国語を必修からはずしたりしているでしょう。そうなったら、本当に好き、という人でもない限り、学生が選択するとは思えません。
さらに前回書いたとおり、ドイツ語は正直なところ、そこから世界がさらに広がる、という感じでもないのですよね。広がりがないというのは、全世界にドイツ語を話す人間が何人、さらにどこにいるか、という問題からです。歴史(ヨーロッパ史など)・哲学・文学に興味があれば学ばなければならないでしょうし、学ぶことで学問の世界がひろがります。ドイツ語圏の音大に留学したい人も、ドイツ語の知識は必須ですね。でも、それ以外だとどうだろう……と思うと、あまりないかなあ、と感じます。サッカーと、せいぜいウィンタースポーツ(スキー)でしょうか。
奇妙な表現ですが、ドイツ語圏自身にもがんばってもらいたいな、と思うところです。あと、やっぱり前回書いたように、ドイツ語教育に携わっている人たちに、魅力的な教材を作ってもらいたいです。
白水社の『ふらんす』に負けないくらいの、ドイツ語学習だけでなく、文化も扱う雑誌が出ないかなあ、と思います。『基礎ドイツ語』に改名する以前の"Mein Deutsch"は、そういう雑誌だったのでしょうか。
投稿者 Remi : 2005年03月19日 22:36
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.orpharion.com/blogcgi/mt-tb.cgi/66
