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2003年01月12日
『ローワンと魔法の地図』
エミリー・ロッダ著、さくまゆみこ訳『ローワンと魔法の地図』(あすなろ書房、2000年)
リンの谷を流れる川の水が、急に枯れていきました。川の水しか飲まない家畜(バクシャー)たちが弱っていきます。それだけでなく、もちろん谷の人々の暮らしに関わる一大事でした。勇敢な谷の人々が、謎を解くために竜が住むという伝説のある、水源となる〈禁じられた山〉に行くことになりました。そして、村で一番怖がりで臆病な少年ローワンも、一行に加わらざるをえない事態になります。
よくある物語と異なって、主人公のローワンが、とてもではないが自分から危険を冒すタイプではないのが興味深く感じられました。最初に「この子がどんどん成長していくのだろうな」と期待しましたが、それは裏切られませんでした。村の人々も個性的です。旅で次々と出てくる難関は「冒険のステージ」で、そこでタイミングよくヒントが得られるアイテムがあるところは、RPGに似ていて、子どもにはとっつきやすいのではないかと思います。
投稿者 Remi : 2003年01月12日 15:08
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