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2003年01月18日
『クローディアの秘密』
E. L. カニグズバーグ著、松永ふみ子訳『クローディアの秘密』(岩波少年文庫、1975年初版)
古典的な名作だし、せっかく近所の図書館にあるのだから……と借りてきた本です。家出先がメトロポリタン美術館というのは、なかなか魅力的な考えだと思いました。実は同じ作者の『魔女ジェニファとわたし』は、小学生のときに「魔女の修行」というモチーフが気に入って、学校の図書館から数ヶ月借りっぱなしで読みふけっていた、思い出の本です。でもカニグズバーグの他の作品は、読んだことがありませんでした。
時代背景や訳が古くなってはいますが、それでも魅力的な本だと思います。クローディアは子どもにしては頭もよくいろいろと考えていますが、フランクワイラー夫人にはかなわないし。確かに、子どもが大人を出し抜いて活躍するのが面白いときもありますが、「オトナってそんなに知恵がまわらないかな?」などと考えてしまうくらい、大人がダメダメなこともありますから。大人の視点から読むと、子どもは子どもらしく、大人は大人らしく、それできちんとストーリーが進んでいるところがよいですね。
投稿者 Remi : 2003年01月18日 08:09
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