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2003年02月02日
『レイチェルと滅びの呪文』
クリフ・マクニッシュ著、金原瑞人訳『レイチェルと滅びの呪文』(2001年、理論社)
恐ろしく強力な魔女ドラグウェナによって、レイチェルとエリックの姉弟は、ドラグウェナの支配する暗黒の星イスレアに連れ去られました。この星では、あらゆるものが彼女の玩具のようにもてあそばれ、抑圧されていました。地球から何人もの子供たちがさらわれ、彼女の望む存在ではないと分かると殺されたり、奴隷にされたりしていたのです。
レイチェルはドラグウェナが驚くほどの魔法に対する才能を示し、エリックも魔法に関する不思議な能力があることが分かりました。姉弟を自分の欲望を実現させるための駒に使おうと考えるドラグウェナに対し、レイチェルがイスレアを救う伝説の「希望の子」だと信じる者たちが立ち上がりました。ですが、ドラグウェナの力は圧倒的でした。
『ダレン・シャン』が苦手な方もいらっしゃると思いますが、私はこちらのほうが苦手です。もう、とにかくドラグウェナが強すぎて強すぎて、「勝ち目はないな」と思ってしまうほどです。先を読もうと思っても、気が重くなって進めない――とまで書いたら大げさかもしれませんが、読むのに気合(と勇気)が要りました。ホラー映画などを見ていて、「この人もうすぐ殺されてしまうんじゃないかしら……」と思いながらもついつい見てしまう、というところです。
次巻以降の彼女たちの活躍に期待しています。
投稿者 Remi : 2003年02月02日 10:32
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