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2003年02月05日
『ローワンとゼバックの黒い影』
エミリー・ロッダ著、さくまゆみこ訳『ローワンとゼバックの黒い影』(2002年、あすなろ書房)
リンの谷では、ローワンの母ジラーと、ストロング・ジョンの婚礼が行われました。しかし、ゼバックが放った恐ろしい怪物が現れます。それはリンの谷の人々だけでなく、〈旅の人〉やマリスの民にとっても、災厄――ゼバックの襲来――を予感させるものでした。ローワンは仲間とともに、不気味な怪物を追ってゼバックの都に向かいます。恐ろしいゼバックの都で、リンの谷の人々をめぐる歴史が明らかになりました。
思ったとおり、1日で読み終えてしまいました。ローワンはローワンなりに勇気を持っています。それも向こう見ずな勇気ではなく、よく考えたすえに前進します。前回も書きましたが、読者としての視点だけでなく、子どもを見守る親??の視点からも安心して見ていられるのが、この物語のよさです。今回はこれまでなかった出来事(ストーリーの内容に関わるので、具体的には書かないのですが……)がありましたが、ローワンはそれも乗り越えて進む勇気を持ち合わせています。子どもが共感しながら読んで、成長できる話だなあ、としみじみ思います。
こうやって主要な世界が明らかになると、次はどんな展開が待っているのかな? と、楽しみです。
投稿者 Remi : 2003年02月05日 10:35
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