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2001年11月13日
『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』
ルイス・キャロル著、脇明子訳『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(いずれも2000年、岩波少年文庫)
2冊まとめての感想です。「翻訳は難しかっただろうなあ」というのが、まず頭に浮かびました。訳者あとがきにも、韻を踏むように詩を作ったりしたと書いてあります。これもペーパーバックを一緒に購入したので、ちゃんと読んでみないと……と思っています。ディズニーのアニメは、この2冊をぎゅっとまとめて1つのお話にした、という感じです。
「不思議の国のアリス」は、本来即興で作った物語ということで、「勢い」を感じます。一方で「鏡の国のアリス」は、それからだいぶ後になって書かれたということと、アリスとルイス・キャロルの関係の変化もあって、明るい中にも不思議な静かさが感じられます。特に、白の騎士の出てくる部分は、ものがなしさみたいなものも感じられます。美しい過去を懐かしむという雰囲気です。
投稿者 Remi : 00:12 | トラックバック | 本の虫(読書の記録・絵本と児童文学)
